Rethink PROJECTとしての今年度最後のジオラマは、12/3、立川駅南口で行われた防災フェアでの展示&ワークショップでした。
駅周辺は比較的平坦なイメージのある立川ですが、南側の多摩川に向かって緩やかに下っていき、多摩川の近くには段丘崖もあるなど、意外と高低差も存在しています。
屋外のイベント会場には自衛隊によるカレーの炊き出しなど10ほどのブースが並び、午前中から親子連れなどで賑わいました。
ワークショップは午前10時から午後3時まで、20分程度のセッションを10回ほど、延べ200人くらいの方に行わせていただきました。水害、土砂災害、首都直下型地震(発災時、発災後)の4つのテーマから2つを選んでもらい、ジオラマにハザードマップのシートを掛けたり、動画を見たりしながら、クイズも交えて対話をくり返します。消防や自衛隊の方々も興味深げにワークショップの様子を眺めてくださいました。
外出先で地震に遭った場合の対応や、帰宅困難者になったらどうするかなど、普通に生活していたらふだんほとんどイメージする機会がない話題でもあり、参会した皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。
災害はいつどこで起こるかわかりません。
「防災のことは気にはなるけれど、ふだんはあまり関心がない」という人は少なくないかと思います。そういった人でも自然に防災と接する機会が増えるように、2024年も楽しさとともに、全国にジオラマ防災授業をお届けしていけたらと思います。