【Rethink PROJECT】くらしき防災フェア

11/23はくらしき防災フェアへ。
今回は鳴門からパワフルなメンバーが2人、瀬戸大橋を渡ってやってきてくれました。11月下旬とは思えない暖かな陽ざしの下、水島中央公園には家族連れなど朝からたくさんの人が続々と訪れてきます。

今回のジオラマの特徴は何と言ってもそのかたち。倉敷市は大きく5つのエリアに分かれるのですが、それぞれのエリアのかたちに沿って5つのジオラマを作りました。そしてそれらを合体すると、ひとつの倉敷市が出来上がります。


ワークショップは午前10時から午後4時まで、20分程度のセッションを15回ほど、延べ300人以上の方に対して行わせていただきました。水害、土砂災害、地震、津波の4つのテーマから2つを選んでもらい、ジオラマにハザードマップのシートを掛けたり、動画や古い地図なども見たりしながら、クイズも交えてあっという間の1セッション。
倉敷は大雨の際に広範囲での浸水リスクがあり、場合によっては広域避難を考える必要があるかもしれないこと、埋立地や昔は田んぼだったところなどが多いため液状化のリスクが高いこと、南海トラフ地震から3時間半後に最大3mほどの津波が来る可能性があることなど、ジオラマを囲みながら皆さん熱心に話を聞いてくださいました。


休み時間には、タブレットをジオラマ上にかざすと倉敷のゆるキャラが登場して、現在地(イベント会場)周辺のリスクを教えてくれるというARの仕掛けも体験してもらうなど、盛りだくさんの一日となりました。

今後ジオラマはエリアごとの防災講座などに活用されるとともに、今回のような場ではふたたび合体する日もありそうとのこと。倉敷のイベントでちょくちょく見かける存在になってくれたらうれしいですね。