【Rethink PROJECT】段ボールジオラマ in 陸前高田

7月3日、今回のRethink PROJECT 段ボールジオラマ防災授業は陸前高田市。震災後の2017年にオープンした商業施設「アバッセ高田」で行われました。
周辺は震災後に10mほど嵩上げされ、市街地としての賑わいを取り戻しつつあります。
近隣に再建された飲食店などの店舗には創業年と思われる西暦の数字が掲げられ、街がつないできたそれぞれの歴史を思い起こさせます。

一般社団法人トナリノさんの呼びかけに集まったのは15名ほどの地域の方々。
商業施設のエントランス付近の広場でジオラマを組み立て、ハザードマップをもとに周辺のリスクを確認。津波、洪水、土砂災害などのハザード情報をジオラマに落とし込んでいきました。
今回のジオラマでは高さ12.5mの防潮堤も再現されています。

 

ワークショップには震災前の街の様子を再現したジオラマも持ち込まれ、往時の街の姿に足を止める人たちの様子も見られました。そんな人々の暮らしを一瞬にして流し去ってしまった津波。
参加者の中には当時のことを知らない子供たちもいます。その到達エリアをなぞりながら、津波の怖さを少しでも実感してもらえていたらよいのですが。

震災前の街並み模型

震災遺構:タピック

震災遺構:ユースホステル

震災遺構:気仙中学校

美しい高田松原が元の姿を取り戻すのに、50年以上の年月がかかるそうです。
災害は必ず起きます。松原も、人々の暮らしも、自然災害と切り離すことはできません。
立派な防潮堤はできましたが、それはゴールではないはずです。自然と謙虚に向き合い、よく眺め、考える。
植樹された4万本の松のように、防災・減災の心も、しっかりと暮らしに根付かせていきたいものですね。
 

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日本たばこ産業株式会社(JT)様が推進する、「視点を変えれば、世の中は変わる。」をキーワードに掲げた「Rethink PROJECT(リシンク・プロジェクト)」の一環として、2021年3月より段ボールジオラマ防災授業のプログラムをご活用いただいいています。

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