【自分で等高線を切り出してのジオラマづくり】
九州では大雨による土砂災害が警戒されていますが、先週の6月24日、今年のJICA「土砂災害防止マネジメント研修」が、ブラジル/マレーシア/ミャンマー/フィリピン/スリランカ/ベトナムから7名の参加者を迎えて行われました。
ゼンリンさん、日本工営さん、常葉大学の小村先生とともに計画した今回の目玉は、地図から自分たちの手で等高線を切り出してジオラマの一部を作ること。用意されたのは平面の地図、段ボール、カーボン紙、100円ショップの段ボールカッターなど、各国の現地でも手に入れやすいもの。
段ボールの上に地図とカーボン紙を重ねて切り出したい等高線をなぞり、転写された線に沿ってカッターで切っていくとパーツができあがります。地図情報は印刷できませんが、川や線路など簡単なものであれば、積み上げた後にジオラマに書き込んでもよさそうです。
参加者の方々からは、自国に帰ったらぜひワークショップに挑戦してみたいとの声をたくさんいただきました。「皆さんをベトナムに招待します」と言ってくれたタオさん、その時が来るのを待っています!